ボージョレ・ヌーヴォーQ&A
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は?
フランスのワイン法で11月の第三木曜日と決められていますので、今年の解禁日は11月20日になります。この決まりは世界中で共通なので、時差の関係から日本ではフランスよりずっと早く飲むことができます。
ボージョレ・ヌーヴォーと普通のワインの製法の違いは?
ヌーヴォーには「マセラシオン・カルボニック法」という製法がとられます。
この製法と一般的な醸造方法との大きな違いは「タンクを密閉し、ブドウを潰さずに詰め込む」点にあります。自らの重みで自然に潰れたブドウが少しづつ発酵し、タンク内に充満した炭酸ガスの中にそのまま数日置く醸造方法で、渋みが少ない割には色が濃くまろやかな味わいになります。この製法独特のライトでフレッシュな味わいは新酒作りに最適というわけです。
ただし最近人気の高まっているプレミアム・ヌーヴォーの中には「マセラシオン・カルボニック法」を使わず、通常の醸造方法で仕込んだものを早期出荷したり、通常の醸造方法と「マセラシオン・カルボニック法」を組み合わせたりしたものが増えており、味わいの多様化を見せています。
ボージョレ・ヌーヴォーとボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーの違いは?
南北に長く広がるボージョレ地区の中で、北半分の山側に位置する39の村を「ボージョレ・ヴィラージュ」といい、より広域な地区を指す「ボージョレ」よりも良質なブドウが収穫されます。このブドウで造った新酒が「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」で、味わいの深さやフルーティさにおいてワンランク上のヌーヴォーと言えます。
ボージョレ・ヌーヴォーに白ワインはないの?
ボージョレ地区でも白ワインは作られていますが、ヌーヴォーはありません。
「ヌーヴォー」「プリムール」(ともに新酒の意)を名乗れるワインはフランスのワイン法で決まっており、白ワインではボージョレの北に位置しシャルドネ種から作られる「マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー」があります。
プレミアム・ヌーヴォーってなに?
小規模ながらワイン作りに情熱を燃やす生産者や、実績・実力のあるネゴシアン(ワイン商)が少量生産で作り出すこだわりのヌーヴォーをビック酒販では「プレミアム・ヌーヴォー」と呼んでいます。味わいは各生産者のこだわりを反映して非常に個性的で、味わいの深い、飲みごたえとフレッシュさを兼ね備えたヌーヴォーが多くなっています。「いつもと違うヌーヴォーが飲みたい」「もっと美味しいヌーヴォーはないの」というワインファンの要望もあってここ数年、種類・輸入量ともに急増しています。
数が多すぎてどれを選んでいいかわからない・・・
ここ数年ボージョレ・ヌーヴォーの種類は増加の一途を見せています。
「こんなにあって何が違うの?」という質問もよく聞きます。試飲どころかワインにもなっていない商品を選ぶのは非常に頭の痛い作業かもしれません。そこでヌーヴォーを選ぶ際のポイントをいくつか。
- 生産者で選ぶ
毎年買っているお気に入りの生産者やコンクールで賞を獲っている生産者など、作っている人で選ぶ方法です。ワインは人が作るものですから、優秀な生産者のワインはきっと美味しいはず。 - ラベルで選ぶ
ボージョレ・ヌーヴォーはワインファンにとって一年に一度のお祭り。 ならばお気に入りのラベルのヌーヴォーで華やかにぎやかに楽しむのが一番です。ラベルがよければ味もより美味しく感じるものです。 - 個人のこだわりで選ぶ
数あるヌーヴォーにも一つ一つ物語があります。例えば高い品質が評価されてエアラインのファーストクラスで採用されたり、賞を獲ったりしたヌーヴォーには期待が高まります。かたや小さなワイナリーの従業員が一本一本ラベルを貼っていると聞くと親しみが湧くというものです。
